ウ ミ ヲ ロ グ 。
ウミヲのお絵描きしたり萌え語ったりな徒然ブログ
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アムネシアの新作「アムネシアワールド」、その中でもSecond Worldと言う所謂このゲームの真相ルートのまとめ&感想です。
ちょっとまとめとかないと混乱するんで!後で見返せる様に!
ネタバレ有りまくりなのでOKの方のみ追記からどうぞ。
(自分なりのまとめなので、解釈を間違ってる部分もあるかもしれません。ご了承下さい。)
ちょっとまとめとかないと混乱するんで!後で見返せる様に!
ネタバレ有りまくりなのでOKの方のみ追記からどうぞ。
(自分なりのまとめなので、解釈を間違ってる部分もあるかもしれません。ご了承下さい。)
【事の始まり】
・始まりは通常のアムネシアの世界。主人公とオリオンは無印の物語同様、8月に記憶探しをしていた。
・しかし、ある時を境に世界は一変してしまう。主人公が記憶を取り戻すと、8月1日に時間が巻き戻り、再び記憶探しをすると言うループ現象が生じた。
さらに、この際傍らにいるのはいつものオリオンではなく、ノヴァと言う青年の姿をした精霊だった。
・尚、ノヴァと言う名は主人公に付けて貰ったもので、ノヴァも主人公と同様名前も過去も全て記憶を失っている。当然、二人ともループ現象には気付いていない。
・だが、ループを重ねるごとにノヴァは自分達がループし続けている事に気付く。そして、何度も繰り返される日常と、このループ現象を認識できるのは自分だけという事に不安と孤独を感じ始める。
・そんな中、ノヴァ程では無いものの主人公も世界の所々に既視感を覚える。主人公がループ記憶を思い出し始めた事でノヴァの孤独は解消された。
一時期は、主人公と思い出を共有できるなら、このままループ世界で過ごすのも良いかと思った。
・何故ならループ世界を終わらせ、主人公が正式に記憶を取り戻せば、通常通りノヴァと主人公は分離し、二度と会う事が出来なくなってしまうからだ。
(正確には、主人公がノヴァの記憶を喪失し、ノヴァの声も姿も、存在を認識できなくなる。)
・だが、生命には皆平等に時が訪れる。主人公を未来へ進めてあげたい。そして何より、主人公に記憶と人格を思い出させ、彼女の本当の笑顔を取り戻してあげたい。
・その想いで、ノヴァは主人公にこのループ現象を打ち明け、こんな世界は終わりにしようと主人公に告げる。
・上位精霊であるノヴァは、神と同じで人間の願いを叶える事が出来る。(ただし、神程の強い力は無い。)主人公にこのループ世界を終わらせたいと心の底から願わせる為に、彼は「この世界は自分にとって苦痛でしかない」と嘘を吐く。
・ノヴァを苦しめたくないと思った主人公はループ世界が終わる様強く願い、その願いの力を借りてノヴァがループ世界を終わらせた。
この後、後述のハッピーエンドに繋がるんですが、その前に何故このループ世界が生まれたかについて説明。
【ループ世界が生じた理由】
・まずノヴァの正体を簡潔に言えば、ノヴァとは初めにこの世界に来たオリオンを核に
「他の世界で主人公を救えなかったオリオンの思念(後悔)+主人公とずっと一緒にいたいと言うオリオンの願い+オリオンとずっと一緒にいたいと言う主人公の願い」
この三要素から生まれた存在(意志の集合体)だった。そのノヴァがこのループ世界を作り上げた。
・その為、この世界は他の世界と違って主人公を襲う脅威が少ない比較的穏やかな世界で、また主人公とオリオンが分離によって別れない様、二人が分離した途端8月1日に巻き戻る世界となった。(ループ世界の誕生。)
・尚、この事は主人公だけでなくノヴァも忘れていた事であり、ノヴァがループ世界を終わらせた際に流れてきたノヴァの失われていた記録によって二人は知る事となる。
・後に分かる事だが、このループ世界を生み出した最大の原因は主人公が一番初めにオリオンと別れる際「待って、オリオン!私……私は、本当はあなたと--!ずっと、一緒にいたい……!」と言う願いによるものだった。(それをノヴァが聞き届け叶えた。)
【ハッピーエンド】
・ループ世界も終わり通常の世界に戻る主人公。ノヴァの事も忘れ、穏やかな日常に戻る。
・またノヴァがループ世界を終わらせる過程で世界へ改造を施しており、偶発的にこの世界は主人公もウキョウも生き残る世界へと変わっていた。
(※ループ世界は作り自体が変わっていた為、世界の修復は難しく、その為ノヴァは世界を改造し新しい世界を作る事にした。改造とは、別の世界(=school World、music World、criminal World等)から新しい素材を持ってきてこの世界に組み込む事。ノヴァは別世界の捜索や干渉に優れるタイプの精霊であった。)
・さらに、ここは原初の世界(ジョーカーの世界)では無い為本来ウキョウは存在していない世界だが、ウキョウは昔からこの街に住んでいたと言う新しい過去まで作られていた。
・日々を過ごすうちに、主人公は何かを忘れている事にぼんやり気付く。
・そんな時ウキョウとばったり出会い、彼がパートナー(ニールの事)と二度と会えなくなり喪失感を感じると言う事を聞く。
・別れ際にニールがウキョウに大量のバラをプレゼントして去り、余りの多さに処分に困っていたウキョウはそのバラの一部(白いピンクの淡いバラ=アムネシア=花言葉:記憶喪失)を主人公に渡す。
・そのバラやウキョウの話をきっかけに、オリオンとの記憶の一部や自分が記憶喪失であった事を思い出し始める主人公。
・またその後、主人公が元気が無いからとワカが主人公に青いバラ(=ノヴァーリス=花言葉:神の祝福・奇跡)をプレゼントする。
・それは主人公とオリオンにとって非常に思い出深い花だった。オリオンは冥土の羊にあった青いバラの細工を気に入っており、それを見た主人公が本物の青いバラをオリオンにプレゼントしたと言うエピソードがあった。
・そのバラを見て、そしてウキョウと話している内に、自分には会いたい人がいたと思い出す主人公。
・ここで選択肢「→あの子に会いたい…!(オリオンEND)」/「→彼に会いたい…!(ノヴァEND)」で好きなENDを選ぶ事ができる。(両方用意してくれるとか…なんて親切なんだw)
・最後にオリオン(ノヴァ)と別れた公園に走る主人公。
・ノヴァEND(ノヴァとずっと一緒)→
公園に着いて記憶を取り戻す主人公。ノヴァに会いたいと彼の名を呼ぶ。
その純粋で強い人間の願いを聞きつけノヴァが現れる。世界を混乱させたノヴァは極刑を受けるかと思いきや、人間界での半永久的な修業を命じられていた。
つまり人間界で修業しながらずっと主人公とも会える様になった。(てか、精霊の恋人って事?ロマンティック…!w)
(※ところでノヴァは肌や服や爪が全体的に暗めですが、もしかしてオリオンの後悔の念も入ってるからそういうダークな色合いにしてるのかな、と予想してみたり。後、青年の姿だったのは精霊ランクが上がった他に、オリオンが主人公を護れる頼りがいのある大人になりたいって言う想いも入っていたのでは無いだろうか?)
・オリオンEND(オリオンとの出会い)→
公園に着く主人公。誰もいないと落胆した所に「おねーさん、どうしたの?」と一人の少年が声を掛ける。そこには人間になったオリオンがいた。どうやらオリオンENDでは、主人公もオリオンも完全には記憶を取り戻していない模様。
以下の会話はゲームより抜粋。
「どうしたの、どこか痛い?……転んじゃったのかな。ごめんね、ボク今お薬持ってないんだ」
「君はーーーーリ、オン?」
「え、おねーさん……泣いてるの……?大丈夫だよ。平気になるまで、ボクがずっと一緒にいてあげる。だから泣かないで」
「……違うよ。悲しいから泣いてるんじゃない。……嬉しくて……涙が止まらないの」
「嬉しくて……?」
「自分でも、よくわからないんだけどね。私はきっとーー君に会いたくて泣いてたんだよ」
「……よくわからないけど、おねーさんが嬉しいのならボクも嬉しいな。ねえ、お名前はなんていうの?」
「私?○○(名前)だよ」
「○○、○○……。うん、やっぱり懐かしい感じがする」
「懐かしい?」
「あのね、おねーさんを見た時、ボクも不思議な気持ちになったんだ。
『よかった、また会えた』って。変だよね、今初めて会ったばかりなのに。
ねえ、○○。きっとボクもーーずっと、ずうっと……。キミに会いたいって思ってたんだよ」
私、このEND凄く好きなんです…。お互い完全に記憶は戻っていない、でも「会いたい」と言う気持ちだけは残っていた。
それ故、どれほど会いたかったのかと、気持ちが強く表現されている気がして。
そして夕闇と星、沢山の花に囲まれた美しいスチル。
今まで楽しい事もあったけど、辛い事や悲しい事も沢山乗り越えて、この「キラキラした世界」に辿り着いた…もう胸がいっぱいです。
どこの少女漫画ですか!ってくらい、オリオンと主ちゃんの再会が運命的で…もうこの二人結ばれるしかないんじゃないですか!?バン!
あ、でも、やっぱり全部忘れられてるのは寂しくて…だから最後にオリオンが名前呼び捨てしてくれて、また「キミ」って呼んでくれて本当に嬉しかったです(´;ω;`)グスン
今はお互い記憶戻ってないけど、これから二人で交流してるうちに徐々に思い出して行くんじゃないかな。主人公もバラ見てちょっとオリオン思い出してたし。
後、気になったんですが、この時のオリオン「お薬」とか「お名前はなんていうの?」とか何だか迷子の子供に語りかける様な口調で。
スチルも座り込んだ主ちゃんを屈んで優しく撫でるオリオンと言う図で、主ちゃんがオリオンに護られてると言うのが表されてて凄く好きです…。
それにしてもオリオンは、姿を変えても、記憶が無くても、いつも「主人公の笑顔が見たい」…それだけは変わらないんだなあ…ああ、何でこんなに優しくて強いんだろう。
今も相当オリオン好きだけど、本当惚れ直しました…。
結局今回のこのSecond Worldは、いつも離れ離れになる主人公とオリオンが、ずっと一緒にいれるルートをアムネスタッフさんが模索して下さった結果なんですよね。まさに第二の世界!
レイターのオリオンルートでもオリオンは人間になれて主人公と共に過ごせますが、でもあれはあくまでウキョ主の世界の話なので。レイターの主人公とオリオンの親友な関係も勿論大好きですよ!
でも、やっぱり主ちゃんがオリオンを一番必要としてくれて、オリオンが主ちゃんを独り占めできる…そんな世界も欲しかったんですよ!
そしたら公式が叶えてくれてびっくりした!しかもこんな凝ったシナリオ考えて!
ぶっちゃけオリオンが結構フィーチャーされるかも~とか前情報見て予想してましたが、まさかこんな壮大で、切なくて、でも最後ハッピーエンドで…
オリオンと主ちゃんが結ばれるルートがあるとか…そこまで思ってなかった。本当に何でこんなに力を入れて、この世界を作ってくれたんですか!?今も夢見てるようです!
だってこれなら、今後「Second WorldのオリオンENDのオリ主です!」て堂々とオリ主できるじゃないですか~!胸張ってオリ主投稿できるじゃないですか~!いやまあ、今までも気にせずしてましたが!
人間のオリオンと主ちゃんが恋愛で結ばれる可能性の世界があるんですよ!?公式で!やたー!
ま、それも嬉しいんですけど!それ以上にこんなにオリオンについて深く掘り下げて貰って嬉しいなって。
今までなるべく考えない様にしてましたが、オリオンは主ちゃんが死んでいく所を見た世界もあるんですよね…いつも看取ってるのオリオンだもんね…。
しかも主ちゃんと衝突したのは自分の所為だと思ってるから、その罪悪感や後悔は半端無かったと思います。
そして無事記憶を取り戻しても、主ちゃんとは別れなければならない…オリオンはいつも「キミの幸せを願ってるよ!」て笑顔でさよならするけど、本当は凄く凄く寂しかったんだね…やっぱり寂しかったんだよね…。
なんかそういう所を今回は見る事ができ、切なくて本当に涙いっぱい流しちゃったんですけど(特に主ちゃんが死ぬ所見るオリオンは堪えられなかった…)、でもオリオンの心情を今までよりいっぱい知る事ができて嬉しかったです…!
てか、この続き凄く見たいんですが!お互い記憶取り戻して、成長して、付き合って…て公式オリ主出して大丈夫ですよ!?もう出さないなら私が描きますね!いや、出ても描くわ!ワーイ!
あの、気付いたんですが…もしかしてこのオリオンENDがクラウドのオリ主デートに繋がる…みたいな?
あ、後、ウキョウとニールも会わせたげて~!ニール様世界混乱させた&精霊監督不行き届きって事でまた罰で人間なろ(^▽^)
私の脳内設定では、ニール様はオリオンとレイターみたいに主ちゃんの上の階に住んでて、ニール様は記憶全部ある。オリオンは徐々に思い出すだろうと温かく見守ってる。
てか、ウキョウさんにあげたバラも、もしかして主ちゃんにオリオン思い出させる為のフラグとしてわざと置いて行ったんじゃないかな~て深読みしてるんですが。(どうだろ!)
ああ、でもいっぱい泣いたけど幸せな気持ちでいっぱいです。主ちゃんがあんなに一生懸命「オリオンと一緒にいたい」て思ってくれて…。
そうだよ、数多ある世界に絶対こういう主ちゃんもいたでしょう!だってあんな傍でずっと優しくされたら好きになるよ…私はなったもん!
なんか…なんかね、自分の想いも通じた様な気分なんですよ。
今までは選択肢が無かったんです…消え行くオリオンに「一番大好きなのはオリオンだよ!ずっと傍にいて!」て画面の前で言ってたのに届かなかった…
それがワールドで届いて…本当にそれに感動してるんです。嬉しくて泣いてるんだよって…本当に主ちゃんと同じ気持ちなんです。
もう本当にワールドはオリオンへの愛しさで溢れています…スタッフさん有難うございました!まじで土下座して感謝したい気分orz⌒
今回青いバラが重要なアイテムとして登場しましたが、このお話もまさに青いバラですよね…。
青いバラとは通常有り得なかった存在。でも人類が遺伝子組み換え等によって一から作り出し、不可能を可能にしたもの。
オリオンや主人公が結ばれる世界も本来なら有り得なかった訳ですが、それを二人の一緒にいたいって気持ちが不可能を可能にした…まさに花言葉通りの「奇跡」なんですよね。
全部は青いバラに集約されてたんですね…てそう思うと本当このお話よくできてるな!シナリオさん凄い…!
ああ~他にも語りたい事いっぱいあるんですけど…後は感想絵を描くつもりなのでそちらで!
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